第5回「手軽に栄養価アップメニュー」
2016/01/26 [栄養科ブログ]朝晩の冷え込みが一段と厳しくなりましたね。
寒くなってくると日常の代謝にも影響が出てきます。同じものを食べていても摂取できる栄養価は夏に比べて低下する傾向にあります。今回はそんな時期でも簡単ちょい足しで栄養価アップできるメニューをご紹介します!
<煮るだけひじきアレンジ>
《材料》
乾燥ひじき 50g
だし汁 200cc
みりん 50cc
しょうゆ 50cc
① 乾燥ひじきを水で戻す。
② だし汁を沸騰させ、みりんとしょうゆを入れる。
③ 戻したひじきを②のだし汁に入れ煮詰める。
☆アレンジメニュー☆
豆腐にそのままのせてひじき豆腐や、ご飯に混ぜるだけでひじきご飯になります。
今が旬の芽キャベツとひじきの煮汁ごと一緒に加えればパスタやリゾットにも最適です!
煮るだけひじきを作り置きしておけば、ちょい足ししたい時に重宝します。
<漬けるだけ切干大根アレンジ>
《材料》
切干大根 50g
だし汁 200cc
みりん 50cc
米酢 25cc
① みりんを火にかけてアルコールを飛ばしたらだし汁を加え沸かす。
② 沸騰したら火を止めて酢を加える。
③ ②に水で戻した切干大根を漬け込む。
☆アレンジメニュー☆
おくらと合わせて酢の物風や、青菜と一緒に炒める調理法にもおすすめです。
今回紹介した乾物であるひじきや切干大根は保存がしやすくストック食材として最適です。
ひじきは特にカルシウムと鉄分が豊富で、可食部100g当たりのカルシウム含有量は牛乳の約12倍と言われています。また、切干大根は特に食物繊維が豊富で便秘に悩む妊婦さんには強い味方の食材と言えます。
乾物の調理は苦手という声を良く聞きますが、ベースとなる味付けで調理をしておけば、いろいろとアレンジができます。旬の野菜や良質なたんぱく質と組み合わせて積極的に取り入れてください!!
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