当院の新型コロナウイルスの検査について
2022/01/22 [その他]当院では迅速性と正確性の両方を兼ね備えた感染症遺伝子検査システム(ID NOW™)を導入しています。
当院では棟内にお入り頂く際、PCR法と同じ遺伝子検査(NEAR法)を実施しています。
皆様の安心・安全のためにご協力お願いします。
いまコロナ感染しているか 正確にすぐに判定します。
●PCR法と同等の信頼性/PCRと同じ「核酸増幅検査」
●その場で結果がでます/陽性で5分、陰性でも13分以内
●院内で簡単に検体採取/鼻の奥から検体を採取します
『PCR検査』ってどんな検査?
ニュースなどで使われる『PCR検査』とは核酸増幅検査(NAT)のうちの一種で、鼻汁や唾液に含まれた新型コロナウイルスの特徴を持った核酸が無いのか増やして発見を試みる検査です。さらに当院が導入した検査機器ID NOW™を用いた検査は「等温核酸増幅法」によるNEAR法に分類されます。どの検査方法を用いても健康保険上はすべて同じ扱いになります。
NEAR法とPCR法の違いについて
RT-PCR法は、検査感度は高いものの結果が出るまでに時間がかかるのがデメリットです。一方、NEAR法は遺伝情報を増幅する領域を絞ることで検査結果の判定までの時間を短縮、最新機器のID NOW™を用いることでその精度もRT-PCR法と比較して同等です。
●判定時間
PCR法:数時間~数日
NEAR法:陽性で最短5分 陰性でも13分以内
●NEAR法の検査精度(PCR法と比較して)※1
陽性一致率:93.3%
陰性一致率:98.4%
ID NOW™を用いた当院での検査はオミクロン株を含めた変異株でも検査の精度に影響がないことがわかっています。※2
参照資料
※1 Abbott社資料 『米国における多施設臨床試験の中間報告』より2 つの医療環境における合計1,003 名の患者からの検体を使用
※2 Abbott社HP 学術資料/アボットの検査による新型コロナウイルス変異株の検出について(2021年12月)